「っ!」
確かにそれはそうだけど…だけど!この状態のまま抱き合ってるのってなんか…なんか!
一度意識したら直視なんてむしろ触れ合うなんてしてられない。
「……あっあがろうっ」
意識しだしたらもう止まらないコノエは熱くなる頬を気にしないようにライから離れそそくさと泉からあがろうとする。
だが…
「うわっ」
それを許すはずもなくコノエは腕をひかれ後ろから抱きしめられる。
「…っ!なっ…んだよ」
ばしゃばしゃと水しぶきを上げながらコノエはここぞとばかりに抵抗する。
そんな行動をものともせず、ライは首筋を軽く吸うとコノエを上向かせ、口付けた。
「ふっ…ん…ぅんっ」
上あごを舐め、逃げるコノエの舌を絡め取り、吸い上げる。水の冷たさと相俟ってかライの舌が
いつもよりも熱く感じた。
抵抗するコノエの力が弱まる。
「は…ぁっ」
やっと解放され、息苦しさからおもいっきり空気を吸い込む。コノエの口端から流れ落ちた二人分の唾液を舌で軽く拭うと休む事なく、左手を胸の尖りに這わせる。
「!あっ…ちょっ待てって!ライっ」
「………………」
ライはコノエの言うことには耳を貸さず行為を進めていく。
「んっ…だっ…から!!ライって…ばっ」
「……なんだ。」
やっとのことで、首筋に這わせていた口を開いた。せっかく乗ってきた所に水を差されライがさも不機嫌といった様子で聞き返す。
「アンタ病み上がりのくせになにやってんだっ!」
これを逃すものかとコノエは講義の声をあげる。
さっきまで、顔面蒼白で血をだらだら流して、死ぬかもしれない状態だった猫が何をしているんだ。
しかしライは口端をあげ意地悪く笑みながら
「傷の心配をするのなら、暴れず大人しくしていろ。馬鹿猫。」
と一言告げ、何もなかったかのようにまた首筋に顔を埋めた。
「んっあぁ…」
コノエの白い項に所有印を刻みながら、先ほどの刺激で赤くぷっくりと立ち上がった胸の尖りを執拗にこね回す。
すると知らない間に深いところまで移動していたらしく、コノエの足は地面に着かなくなっていた。内心少し焦りつつも、ライの執拗な愛撫に力の入らないコノエは仕方なくライの左腕に捕まり、沈まないように努力する。
「あっやぁっ…も…ライぃ…」
胸のもどかしい刺激だけじゃ足りない。
コノエの下肢はすでに頭を擡げ、もっと確かな快感を欲しがっている。
しかし、ライはいつまでもそこには触れようとせず、胸の尖りを執拗に弄りつくす。
「…ふっん……はぁ…あっ」
意地の悪い愛撫に我慢できず、コノエは後ろを向き、ねだるように口付ける。
「んっ……」
拙いながらも舌を必死に動かし次の行為をねだる。
あとがき・・・・(反転)
いやぁ・・・ぬるいエロが出現しましたね↓↓
まだまだ終らなさそう・・・
早く更新しよう!
エロの時ぐらいコノエは素直になればいいよ!
そんなコノエをライは焦らし続ければいいと思う。
とりあえずまだまだ18禁は続きます。ご注意をww